大っ嫌いだったもの

ちょっと横道から入るけど、「個人的には…」って言葉が大っ嫌い。なにそれ？人を傷つけないやさしさ？ 自分が傷つきたくない防御線？ だれも世界の意見を君に聞いてない。「ぼくは」「わたしは」ではなく「個人的には」。あ〜やだやだ。没個性だ。

と、ひと怒りしてところで、人生大逆転のお話し。

食べ物の話ですが、子どもの頃からずっとレバーが大っ嫌いでした。モワモワして苦くて、こんなもん食べもんじゃね〜ってずっと思ってた。それでも体のためと言われ、しぶしぶひと齧りするのがやっと。急いでお茶で流し込んでいた。

それがどうしたことでしょう。半年くらい前からかな。レバーが大好きで大好きでたまらない。青天の霹靂、目から鱗、どっちもまちがった使い方だけど、とんでもない変化だと言いたいわけである。そこのお店の調理法がよっぽど口に合うのだろうか、ほっときゃ、いくつでも頬張ってる。レバー、ラブ！

「レバー、ラブ！」という歌でも作っちゃおうかしら。コール＆レスポンス。ぼくが「レバー！」と言ったら「ラブ！」と返してね。さあ、みんなで手を横に振って、いっしょに合唱しよう。


できれば君が欲しい
たらればはノノンノン
できなくても君が欲しい
ゴールデンレトリバー

レバー！君を離さない
レバー！やっと会えたね
レバー！君は素敵さ
レバー！ラブ！レバー！ラブ！

できればつきあいたい
たらればはノノンノン
できなくてもつきあいたい
入れ歯になってもアイラブユー

レバー！君を離さない
レバー！やっと会えたね
レバー！君は素敵さ
レバー！ラブ！レバー！ラブ！