きょうの音楽 #1074 宇宙の果てはこの目の前に / andymori

andymoriが解散発表。

なんというか唐突な知らせでまったくの想定外なのである。ドラムの新加入がうまく転んで、まだまだこれから発展していくと思っていたのに、しごく残念。解散後のことを考えると、小山田壮平の歌に合うのは藤原くんのベースしかイメージできないのだけど、藤原くんと一緒にやるかぎりはandymoriの影がついてまわる。一体どうするのだろう。しかし、甲本・真島コンビがそのままにブルーハーツがソリッドなHIGH-LOWSに生まれ変わった例もあるので、今後の変貌がいまから楽しみ。

小山田・藤原コンビのまま続けるとなれば、たとえば、人数を増やして大所帯のカントリーバンド。バンジョーやフィドルを加えたロック色の強いカントリーミュージックを聞いてみたい。ハッピーで踊れるカントリー。あるいは真逆に、テクノ的な電子楽器を取り入れるとか。U2の「POP」に匹敵する受け入れがたい衝撃もわるくない。

「宇宙の果てはこの目の前に」は最後のアルバムの表題曲。一個人にとっての世界とは何を指すのだろう…。

調べて今さらわかったのは、andymoriはシングルをまったく出さずアルバムでしか歌を発表してなかったんだね。ステキ。