純と愛

昨日からはじまった朝ドラ「純と愛」にはけっこう期待してたんだけど、なんだかガッカリ。人物背景がまったくわからないまま、話が深く進んじゃって、気持ちがついていけません。

なにより役者の空気感がちがいすぎる…。それぞれ別世界にいて相手がみえてないんじゃないのと思うくらい言葉のキャッチボールがかんじられない。あえて噛み合ないことを演出してるのかな。まさかね。

カメラワークもなんだか。顔のアップを多用しすぎで、このことでも別世界感が増幅される（画面が変わるたびにちがう番組を見てるようだ）。ハンディカメラのような手ぶれの意図がわからず不安。

ヒロインの演技は一生懸命セリフを覚えました的なオーラが画面に出てしまって、たどたどしい。

きょうから風間くんが登場してくるけど、ますますヒロインとのギャップが激しいだろうな。質感がちがいすぎる。

こっちはあきらめて、「ゴーイングマイホーム」に期待しよっと。是枝監督初の連続テレビドラマ。脚本も自身のもの。阿部寛が演じる良多は「歩いても歩いても」で阿部寛が演じた人物と同じ名前、同じCM製作の仕事をしていることになる。このふたりは世界観という意味でどこかでリンクするのでしょう。音楽はゴンチチで、主題歌はマッキー。こんなメンツを揃えられたら期待するしかないでしょうに。