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どこかで半分失くしたら 役には立たないものがある
2025.05.10,Sat
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2012.02.03,Fri
借りぐらしのアリエッティ <公式サイト>

べつに見なくてもいいけど、くらいの軽い気持で見ました。

とっても面白い。先の展開にワクワクした。トイ・ストーリーの「見つかっちゃダメ」的な要素をジブリ特有の水彩画に投影したとでも言えばわかりやすいのかな。

いちばん好きなのは水滴の大きさ。表面張力が人間サイズだから小人にしてみればスゴイ張力なわけで、小人が泣くと涙の粒がやたらでかい。ポットから注ぐ紅茶が大きな粒になってピョコンと飛び出る。そんな表現が可愛いのなんの。抱きしめたくなる。

恋愛恋愛してないところもよかったな。「このあと翔とアリエッティの恋の行方は?」とかいうテロップが途中で入ったけど、ないない。そんなストーリーを無理に作らなくてもじゅうぶん楽しい(原作ではどうなのか知らないけど)。

声優には有名どころの俳優ばかりでしたが、樹木希林(パソコンで一発変換。はじめて打つはずだが)はやたらめったら樹木希林でした。樹木希林が喋ってるようにしか見えなくて可笑しかった。

ちょっと興味がある程度だったら、ぜひおすすめしますよ。小外刈りでストンと倒された爽快さを味わいましょう。

借りぐらしのアリエッティのポスター
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2012.01.16,Mon
Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! Amazon

面白ぇ。

気乗りしない時に見るビーンはつまらないけど、なんかしらんけど見たい気分の時のビーンは超面白い。最近はぐっさんの影がついてきてしまうけど。

くじ引きで当たったフランス旅行。道中なぜだか誘拐犯に間違われ、おキマリのしっちゃかめっちゃか。

それまでのエピソードが伏線となってエンディングに一気に集約。カンヌ映画祭をひっくり返してしまうシーンが愉快です。あくびが出るほど退屈な芸術映画が、ビーンの小さな正義感をきっかけに、とんでもないことになっちゃいます。旅の思い出にビーンがハンディカメラで撮っていたムービーが…。

2011.07.23,Sat
グロテスク ファンサイト

グロいのが苦手な方は読まないでください。



しんどかった〜。疲れた〜。マジコワ。切り刻まれる〜。あんなところを切り落としたり、あんなところに五寸くぎを打ったり、最上級の痛さです。

レンタル版よりセル版のほうが残虐なのかぁ。機会があれば見てみたいなあ。amazonでは自主規制なのか取り扱いがありません。

チンケなストーリーがつまらないと見る向きもあるようですが、むしろ余計なものがなくて、グロに集中できると思うよ。物語性を省くことでね。定番ホラーと言えばおもに聴覚と視覚で刺激してくるわけですけど、これは味覚でもグロを強調する。血のニオイの充満する部屋でコーヒーを飲んだりね。お化け屋敷的な驚かせ方じゃないのがいいね。出会い頭でビックリさせる方法を使わずに、来るぞ来るぞとジワジワ責められる恐怖が堪えがたい。安っぽい台詞もわざとだと思うよ。グロと日常生活を結ぶことでリアリティを増長させてるのだ思う。グロを身近な位置に置くことでより怖くなるんだ。

いままで見た中で一番怖かった(というかおぞましい)。重い。超スプラッター。劇中エロを感じた自分がこわいかも。

見てみようと思う者は覚悟せよ。


2011.06.20,Mon
奇跡公式サイト

ひさしぶりに映画館で映画を見る。

両親の離婚で別々に暮らす兄弟。はじめて九州新幹線がすれちがう瞬間に奇跡が生まれると信じて、親子4人がまたいっしょに暮らしたいと、その瞬間に願いを叫ぶ。

内容に触れるとほとんどネタバレ的になってしまうので、ぼくの心情を少し。<死>というものを語るシーンにはほとほと涙腺が緩い。死んだものに対する愛情を聞かされると、すぐに目の前が滲む。

ぼくは<美しいもの>(造形美というよりは、魂の透明さ、と言ったほうがいいかな)が好きですが、きょうは違う角度で考えた。「美しいから好き」とは逆のベクトルの「好きなものは美しい」ということ。好きになってからそれが美しいと気づくことがあるなあ、ということ。それを衝動と言い表せるのかなあ、と。ちょっとうまく伝えられませんが、好きになってしまったものを愛おしく思う気持ちを大事にしたいなあと思う。

<成長>というのもこの映画の大きなテーマです。ぼくも最近成長しました。ぼくは元来、喧嘩や言い争い、いざこざが嫌いでした。というより正確に言うと苦手なのです。できるだけそうならないように避けてきましたし、ぼくが我慢して済むならそうしてきました。苦手だと思う人には近づきませんでした。それで上手くいってると思っていました。ふたりの関係にしても、お互いに言葉にしなくても解りあえていると思っていました。それで幸せでした。でも気づかないうちに歯車に狂いが生じていました。そこでようやく、ぼくは<言葉>の大切さに気がつきました。もちろん、阿吽の呼吸というのも大切にしていくのですが、言葉にしてお互いを理解するという行為が美しいのですね。掛け違えたままのボタンを着て歩くのはみすぼらしく、だらしない。


2011.06.19,Sun
ソウ・ザ・ファイナル 3D公式サイト

SAWシリーズののラストストーリー。

いきなりの<ゲーム>。しかも初めての街中での<ゲーム>に度肝ぬかれる。<ゲーム>が人目にさらされる。

いやはや、今回はいつにもましてエゲつない<ゲーム>の連続。数々の残虐な装置。こういうことなら映画館で3Dで見ておいたほうがよかったかもしれぬ。凄かったろうな。エゲつないスプラッターもきらいじゃない。。

一応前作までを見た後のほうがいいですが、これだけを見るのも大丈夫そうです。

あーなんだか久しぶりに「セブンが見たい!」。ケビン・スペイシーが見たい。たしか録画保存は…してなかったか。残念。あとは「追悼のざわめき」(映画館で昔、見た。)と「グロテスク」が見たい!

読書中
三つ目がとおる / 手塚治虫
Amazon

★どんな話なのか、いままで知らなかった。
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HN:magoani
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趣味:ウクレレ
自己紹介:大阪在住。デザイン関係の仕事をしています。iMac愛用。携帯はINFOBAR C01 nishikigoi。断然ネコ派。愛猫をなくして7年。現在ネコなし生活。熱帯魚はずっといる。いまは小さいやつら。読書は森見登美彦と原田宗典と村上春樹。たばこをやめて8年。毎朝コーヒーを飲む。なにはなくとも一杯のコーヒー。ピクチャーロジックの第2管理人。(2015年8月現在)
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