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どこかで半分失くしたら 役には立たないものがある
2024.04.27,Sat
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2012.02.02,Thu
スタートライン ~新しい風 / 馬場俊英

泣ける歌、感動する映画は好きじゃない。「泣く」か「感動する」かは自分から発するもの。心の内から沸き立つもの。そういうレッテルを宣伝に使う手法が好きじゃない。「泣ける」「感動の」と言われた途端に興ざめする。興味を失う。そんなぼくはあまのじゃく。

ひとを応援するのは難しい。どんな言葉でどんなふうに語りかければ気持が伝わるのか。自分の考えが必ずしも正しいわけじゃないことはいつも気に留めながら言葉を探す。そんなときには、みんなで考えればいいじゃないかと思う。視野を広げて解決するのだ。でも「みんな」ってなに?

どうも最近「みんなで考える」=「人まかせにする」になってる気がするのだ。「泣く」「感動する」さえ、人まかせになってる気がします。

斉藤由貴は「卒業式で泣かないと冷たい人といわれそう」と歌いました。このままでいいんだ。みんなと同じようにしていれば安心、とは決して思わないでいようと誓った(大げさに言えば)。服屋の店員が「いま流行ってます」とぼくに服を勧めてくるときには「そうですか、じゃ、やめときます」と返すことになる(実際はだまって立ち去ることしかできないけど…)。

なんだか話が見えなくなってきたけど、ぼくの好きな言葉のひとつに「隗より始めよ」がある。いろんな意味がこの諺にはありますが、ぼくは「人まかせにしない」という意味で使っている。いまの政治だって、自分がどうしたいかは言わず、相手の欠点を指摘することばかりに悪戦苦闘してる。お互いの一致するところを見いだしてひとつでも進めていくのがほんとうの政治ではないのか。自分たちが政権を取ればすべてがバラ色に解決すると思っているのか。反対することが野党の正義でいいのか。国取りゲームはもううんざり。まるで蜘蛛の糸。

べつに目新しいことを言わなくてもいい。やさしく語りかけてくれる。だからこの歌が好き。この歌を君に捧げる。



1311723514.jpg青春映画が好きだった
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iTunes 16595曲の中から、きょうの1曲でした。
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趣味:ウクレレ
自己紹介:大阪在住。デザイン関係の仕事をしています。iMac愛用。携帯はINFOBAR C01 nishikigoi。断然ネコ派。愛猫をなくして7年。現在ネコなし生活。熱帯魚はずっといる。いまは小さいやつら。読書は森見登美彦と原田宗典と村上春樹。たばこをやめて8年。毎朝コーヒーを飲む。なにはなくとも一杯のコーヒー。ピクチャーロジックの第2管理人。(2015年8月現在)
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