クリスマスは遅れてやってくる

クリスマスにはケーキを食べないと、落ち着かない。ほかに用はない。

「才能テスト」というクイズ番組がくだらなすぎて笑えた。あなたはその職業に向いているか、センスがあるか、その道のプロが作った3択問題を解いて得点を競い合う番組だった。一応名の知れた写真家や小説家、マンガ家たちが顔出しで「センスがあるのはどれでしょう」って自分で作った問題を出すんだけど、そんなのに正解も不正解もないでしょうに。教科書的なセオリーはあるでしょうが、それは正解ではない。芸術というのは道からはずれたとこからもたくさん生まれてくるのだ。その人にとっては正解かもしれないけど数学とちがって芸術のことで正解がひとつであってはならない。

でも一番笑ったのはぼくの大嫌いな書道家が書いた3つの文字で、本人が書いた、センスのある文字とセンスのない文字、それなりの文字、と3つあるんだけど、いやいやあんた自身にセンスがありませんからーーーー！ センスのある（と本人が主張する）見本の文字が下手くそすぎて笑けた斬りーーーー！