一大事業

きょうは恒例の年に一度の毛布洗い。浴槽に毛布と洗剤をぶちこみ、軽くお湯を入れ、足の裏でひたすら踏む。痛めつけるように憂さを晴らすように右足左足で力まかせに踏み込む。「このやろう！」「いい加減にしろ！」「貴様、何様のつもりじゃー！」「愛してるぜー！」とか訳の分からない鬱憤が汚れた水となって排水溝に流れていく。何度かお湯を入れ替え、体力が果てるまで毛布と格闘。最後に「きょうはこれくらいにしといたろか！」と捨て台詞。

たっぷり水を含んだ毛布はすぐには運べないので浴槽の縁でしばらく反省させて少し軽くなったところで胸に抱え込みベランダに走る。躊躇してる時間はない。水滴が床に垂れる前に一気にベランダに。

ほっと一息。ヤツは今、しずくをポトポト落としながら乾燥したがってる。ああ乾くがいいさ。気のすむまで涙を流せばいいさ。

なぜかTMネットワークの「Self Control」が聞きたくなった。達成感ということなのか？