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どこかで半分失くしたら 役には立たないものがある
2025.05.12,Mon
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2012.02.27,Mon
送り火 / 重松清

重松清にはめずらしい、オカルトを含んだストーリーの短編集。

老朽化した団地のすぐ横にある廃墟となった遊園地から夜中になると遊具の動く音や子どもたちの歓声が聞こえてくると老いた母が話す…。どうしてだか取り壊しを何度も逃れてきたボロアパートに住む5人の老女を追い出せという依頼を受けてしまった借金苦のサラリーマン…。乗換駅のホームのベンチに24時間居続けるサラリーマン、しかし彼の姿は誰にも見えなかった…。ほか。

1330334851.jpg送り火
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2012.01.24,Tue
たてつく二人 / 三谷幸喜、清水ミチコ

ふたりの丁々発止の言葉のせめぎ合いが楽しくて楽しくて。

軽い気分で読めるので(でも会話は高尚)おすすめ。

シリーズもので、現在「むかつく二人」「いらつく二人」「かみつく二人」「たてつく二人」まで発売中。

表紙では和田誠のイラストも楽しめる。

1327383064.jpgむかつく二人
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1327383036.jpgいらつく二人
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1327383048.jpgかみつく二人
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1327382441.jpgたてつく二人
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2012.01.14,Sat
1Q84 BOOK 3 / 村上春樹

終わった。

長く空想の世界にいたもので、現実と小説の世界が交わりそうな錯覚が楽しかった。ときどき空を確かめたくなった。もしかして…。

熱心な村上ファンにはあまり評判が芳しくないことも耳にするけど、ぼくは楽しかった。

なにも不満はない。後味が悪くならないように物語を手放してくれた。読み終えて思ったのはやっぱり映像化しないでくれ、ということだ。ムリだよ。

1326528279.jpg1Q84 BOOK 3
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2011.12.14,Wed
1Q84 BOOK 1 / 村上春樹

なんとか食らいついて1巻を読み終えた。2人の主人公の話が並行して進んでいくんだけど、途中でボタンとボタン穴がいくつか出てきて、どのボタンとどの穴が合致してふたつの話がつながるのか油断してると置いていかれてしまう。重要なヒントが重要そうに書かれてないので見落とすと迷子になる。それを見つけるのが楽しいところなんですけど。

「Q」の文字の歪みはやっぱり暗示だった。知らないあいだに歴史が変わっていた、ということから謎が深まっていく。

実写化するとすればどの役者にしようか考えると楽しい。編集者は阿部寛、天吾は森山未來くん、ふかえりは夏帆でどうだろう。青豆はまだ思いつかない。素早い動きができる女優…神経質で細身の筋肉質…アクションのできる女優が思い浮かばない。

ブンという名の大型犬が話の端っこに登場。うちにいたブンという名の猫の生まれ変わりのように感じてしまう。こんなカタチで会いにきてくれたのか。ブンニャンよ。

1323831767.jpg1Q84 BOOK 1
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2011.10.28,Fri
海辺のカフカ〈上〉 / 村上春樹

いま下巻の真ん中くらいに突入していますが、この本めちゃめちゃオモシロイ。予備知識がまったくなく読みはじめたので、こんなスペクタルな話になるとは予想だにしなかった。なんとなくタイトルから海辺の別荘での恋人の話なんじゃないかと思っていた。

図書館に通い詰める15歳の家出少年と、頭が悪くなってしまった猫と話せる老人の2つの話が章ごとにきっかりと交互に書かれていて、どちらの話も興味深く目が離せない。どこでこの2つの話が交差するのだろうと想像するもとても難解だったがここにきてググッと近づいた。異様に盛り上がってる。続きが早く読みたい。

1319809031.jpg海辺のカフカ〈上〉
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読書中
三つ目がとおる / 手塚治虫
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★どんな話なのか、いままで知らなかった。
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プロフィール
HN:magoani
性別:男性
趣味:ウクレレ
自己紹介:大阪在住。デザイン関係の仕事をしています。iMac愛用。携帯はINFOBAR C01 nishikigoi。断然ネコ派。愛猫をなくして7年。現在ネコなし生活。熱帯魚はずっといる。いまは小さいやつら。読書は森見登美彦と原田宗典と村上春樹。たばこをやめて8年。毎朝コーヒーを飲む。なにはなくとも一杯のコーヒー。ピクチャーロジックの第2管理人。(2015年8月現在)
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