どこかで半分失くしたら 役には立たないものがある
2011.05.24,Tue
誰も守ってくれない〈公式サイトはもうないみたい〉
やられた。まさかのおもしろさ。
2時間があっという間の30分に感じた。ぐだぐだと別のことでもしながら見ようと見始めたらもう目が離せなくなりました。連続写真のような短く切り取ったカメラ割りにも無理を感じず、時折のスローモーションも瞬間的にうまく挟みこんで、見せ方にすごく納得いった。うまいなあ。
内容はこの際伏せておきますが、時間を追うごとにストレスが鬱積していきます。ストレスというより怒りがどんどん溜まっていく。誰も彼もがエゴイストなのです。役者陣の芝居も鬼気迫る(若干1名過剰なのが気になったけど)。やっぱりなにかを作るときは本気で作らないとダメですね。安い感動もんはノーサンキュー。自分たちで「感動ものです」なんて言ってしまえる厚顔さはなんとかならないものか。
この映画は超おすすめです。
「誰も守ってくれない」という否定文が、さいごに肯定文へ変わる瞬間、ちょっと展開が唐突にも思えたけど、その先の生き方を提示してくれたことで終結、とありたいけれど、現実世界は醜さがまだまだ続きそうなのです。誰かを守るべき立場のひとが自分のことばかり守っている世の中なのです。
ぼくは今、守ってほしい。ずっと抱きついていたい。
BGMは中島みゆきの「誕生」。
やられた。まさかのおもしろさ。
2時間があっという間の30分に感じた。ぐだぐだと別のことでもしながら見ようと見始めたらもう目が離せなくなりました。連続写真のような短く切り取ったカメラ割りにも無理を感じず、時折のスローモーションも瞬間的にうまく挟みこんで、見せ方にすごく納得いった。うまいなあ。
内容はこの際伏せておきますが、時間を追うごとにストレスが鬱積していきます。ストレスというより怒りがどんどん溜まっていく。誰も彼もがエゴイストなのです。役者陣の芝居も鬼気迫る(若干1名過剰なのが気になったけど)。やっぱりなにかを作るときは本気で作らないとダメですね。安い感動もんはノーサンキュー。自分たちで「感動ものです」なんて言ってしまえる厚顔さはなんとかならないものか。
この映画は超おすすめです。
「誰も守ってくれない」という否定文が、さいごに肯定文へ変わる瞬間、ちょっと展開が唐突にも思えたけど、その先の生き方を提示してくれたことで終結、とありたいけれど、現実世界は醜さがまだまだ続きそうなのです。誰かを守るべき立場のひとが自分のことばかり守っている世の中なのです。
ぼくは今、守ってほしい。ずっと抱きついていたい。
BGMは中島みゆきの「誕生」。
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2011.04.22,Fri
重力ピエロ〈公式サイト〉
加瀬亮がメインどころで、原作が伊坂幸太郎で、おもしろくないわけだろ。
う〜む、原作を先に読まなくてよかった気がするかも。読んでたらがっかりしたかも。たぶん原作ではミステリーの要素がふんだんにあり、映画ではその「謎」を解き明かす部分がだいぶ省略されているのではないだろうか。スッキリ腑に落ちた謎解きだったけど、もう少しスリリングに解明してほしかったな。
なるほど、「2階から春が落ちてきた」は予定外の事象という意味もあったんだな。
渡辺篤郎の演技が腹立つほどよかった。
原作を読むのが楽しみ。そっちに期待しよう。
加瀬亮がメインどころで、原作が伊坂幸太郎で、おもしろくないわけだろ。
う〜む、原作を先に読まなくてよかった気がするかも。読んでたらがっかりしたかも。たぶん原作ではミステリーの要素がふんだんにあり、映画ではその「謎」を解き明かす部分がだいぶ省略されているのではないだろうか。スッキリ腑に落ちた謎解きだったけど、もう少しスリリングに解明してほしかったな。
なるほど、「2階から春が落ちてきた」は予定外の事象という意味もあったんだな。
渡辺篤郎の演技が腹立つほどよかった。
原作を読むのが楽しみ。そっちに期待しよう。
2011.01.20,Thu
おっぱいバレー〈公式サイト〉
予備知識もなく、あまり期待もなかったけど、かなり面白かったよ。くだらな〜いとか言って大笑いできる映画だった。バカバカしい青春モノを見たい気分のときにはぜひとも。もう一回。ぜひとも。
ぼく自身バレーボールをやっていたことで、より一層楽しめたのだ。体育館のせまい舞台上でスライディングの練習とかしてた自分を思い出し、なぜかガッツポーズをとりたい気分になった。それと、仲村トオルはバレーボール顔だと思った。
70年代のヒット曲が映画を盛り上げる。永井龍雲の「道標ない旅」はかなり久しぶりに聞いたのでとても新鮮で懐かしい。
予備知識もなく、あまり期待もなかったけど、かなり面白かったよ。くだらな〜いとか言って大笑いできる映画だった。バカバカしい青春モノを見たい気分のときにはぜひとも。もう一回。ぜひとも。
ぼく自身バレーボールをやっていたことで、より一層楽しめたのだ。体育館のせまい舞台上でスライディングの練習とかしてた自分を思い出し、なぜかガッツポーズをとりたい気分になった。それと、仲村トオルはバレーボール顔だと思った。
70年代のヒット曲が映画を盛り上げる。永井龍雲の「道標ない旅」はかなり久しぶりに聞いたのでとても新鮮で懐かしい。
2010.11.23,Tue
百万円と苦虫女 〈公式サイト〉
働いて百万円貯まったら、引っ越すことを繰り返す女の話。2008年。
コミカルな青春映画かと思ってたら、いやはや参ったね。主人公の不甲斐なさにとても気が滅入ります。何でそこでひとこと言わないんだよ、ってイライラします。まわりの人間の自分勝手な行動にもイライラします。とにかくイライラすることが多い映画です。嫌な人間がたくさん出てきます。修行のような映画です。いい意味で。「堪える」ことの善し悪しについて考えながら見ました。堪える女は幸せをつかめるのだろうか。エンディングをどうするか期待を持たせられ、グッドな締め方でした。
森山未來くんがいいなあ。そういう役なのか、と今回の演技も納得。未來くんが出ているものは全部おもしろい。残念なものは今までひとつもない。
少しネタバレになりますが、付き合いはじめの恋人がネギを育てていることを知ったら、ぼくはとても嬉しいな。ラブ倍増。
働いて百万円貯まったら、引っ越すことを繰り返す女の話。2008年。
コミカルな青春映画かと思ってたら、いやはや参ったね。主人公の不甲斐なさにとても気が滅入ります。何でそこでひとこと言わないんだよ、ってイライラします。まわりの人間の自分勝手な行動にもイライラします。とにかくイライラすることが多い映画です。嫌な人間がたくさん出てきます。修行のような映画です。いい意味で。「堪える」ことの善し悪しについて考えながら見ました。堪える女は幸せをつかめるのだろうか。エンディングをどうするか期待を持たせられ、グッドな締め方でした。
森山未來くんがいいなあ。そういう役なのか、と今回の演技も納得。未來くんが出ているものは全部おもしろい。残念なものは今までひとつもない。
少しネタバレになりますが、付き合いはじめの恋人がネギを育てていることを知ったら、ぼくはとても嬉しいな。ラブ倍増。
2010.11.09,Tue
ぬくぬく〈公式サイト〉
温水洋一(ぬっくん)と猫の同居生活。2009年。(厳密には映画でありません。Vシネというものか。DVDなので何て呼ぶのだろう。)
猫がかわいすぎます。ヘナヘナです。特におねだりのシーンは狂おしくて悶え死にそうです。あんな声でおねだりされたらもう堪りません。はい、何でも言うこと聞きます。
シーンはほとんど家の中、ぬっくん演じる主人公が猫の愛くるしさに翻弄されるさま(だけ!)を描いてます。そうなのよね。猫ってそうなのよね。いちいち頷いてしまう渾身の猫ラブ映画でした。DVDほしい。原作のマンガは読んでませんが、ぬっくんが主人公の山田さん役にぴったりでした。
温水洋一(ぬっくん)と猫の同居生活。2009年。(厳密には映画でありません。Vシネというものか。DVDなので何て呼ぶのだろう。)
猫がかわいすぎます。ヘナヘナです。特におねだりのシーンは狂おしくて悶え死にそうです。あんな声でおねだりされたらもう堪りません。はい、何でも言うこと聞きます。
シーンはほとんど家の中、ぬっくん演じる主人公が猫の愛くるしさに翻弄されるさま(だけ!)を描いてます。そうなのよね。猫ってそうなのよね。いちいち頷いてしまう渾身の猫ラブ映画でした。DVDほしい。原作のマンガは読んでませんが、ぬっくんが主人公の山田さん役にぴったりでした。
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1.夢で逢いましょう / ハナレグミ
2.糸 / 中島みゆき
3.革命 / andymori
4.OCTAVERS / 槇原敬之
5.PLUMED BIRDS / 高中正義
6.カントリーマーチ / 栗コーダーカルテット
7.猫 / サザンオールスターズ
8.大人になれば / 小沢健二
9.白い恋人 / サニーデイ・サービス
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プロフィール
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性別:男性
趣味:ウクレレ
自己紹介:大阪在住。デザイン関係の仕事をしています。iMac愛用。携帯はINFOBAR C01 nishikigoi。断然ネコ派。愛猫をなくして7年。現在ネコなし生活。熱帯魚はずっといる。いまは小さいやつら。読書は森見登美彦と原田宗典と村上春樹。たばこをやめて8年。毎朝コーヒーを飲む。なにはなくとも一杯のコーヒー。ピクチャーロジックの第2管理人。(2015年8月現在)
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